こんにちは、風 薫です

 今日は、占い歳時記のカテゴリでご紹介しますね

 タイトルにありますように、

 〝大祓(おおはらい)夏越祭(なごしのまつり)”です

 火の輪くぐりとして有名な神事ですので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

大祓 夏越祭の基礎知識

 元々は、宮中行事です
その起源は古く、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)に遡ると言われているほどです

 宮中行事としては、すでに起こってしまった災厄をリセットして、今後の鎮守を図るものだったそうです

 「すでに起こてしまった災厄」とは、伝染病や天災、日照り続きによる飢饉などで、ひとがバタバタと倒れる状態が続くことでしょうか

 さしずめ、今回の新型コロナウィルスによる被害はその「災厄」と呼ばれるものだったと想像されます

 この宮中行事が、やがて民間でも行われるようになったようです

夏越祭の効果

 ”大祓”自体は年に2回行われます
ほとんどの場所で、6月30日12月31日です

 この6月の30日に行われるものを 夏越祭といいます

 現在では、「お清め」の意味合いが強くなっており、半年の間に犯した罪や穢れを祓うのが目的とされています

 一説では、毎日衣服を洗濯したり、好きなだけ水が使えるわけではなかった時代に細菌が繁殖しやすい、梅雨や夏を前に周囲を清潔に保つことで、予防しようとする意味があったのだそうです

イスラムのお祈りとの共通点

 イスラム国であるモロッコを訪れた際に現地のガイドさんから聞いた話です

 イスラムの方たちは、1日に5回もお祈りをしますが、お祈りの前には身体を清めます

 わたしも実際に体験してみましたが、手は肘まで、足は膝まで、顔は目、口、鼻、耳の中まで洗います

 モスクに入る前に屋外に、お清め処がありジョセイであれば、ストッキングを脱いで清めるほどでした(衝立がありました)

 これは、もちろん神さまの前に立つので綺麗にして、という意味ではありますが、実はもう一つあるのだそうです

 イスラム教を信じるひとの多い国々は、世界中にありますが、なかには高温多湿の国々も多くあるのだそうです

 そうした国で、伝染病が蔓延しないように1日に5回身体を清める習慣を作ったと聞きました

 わたしは、その話を聞いた時、日本の夏越祭を思い出し、同じ考え方だと思ったのでした

 明日は、首都圏で夏越祭が行われる神社と、火の輪くぐりのお作法をお伝えしますね★★★