
九頭龍神社 本宮
こんにちは、風 薫 です。
プチ夏休みをいただいて、箱根を訪れました。
今回の目的は、ずっと昔に訪れた 九頭龍神社・本宮を再訪することと、
≪元箱根石仏群 https://www.hakone.or.jp/6319≫を訪れることでした。
⇒こちらの訪問記は、「占い師的旅行記」にて!
九頭龍神社…と聞くと、多くの方が思い浮かべるのが、
箱根神社の隣の併設されている 九頭龍神社・新宮 だと思います。

ですが、実は、芦ノ湖湖畔に本宮があります。
こちらは、もともと湖に棲んでいた毒龍を、萬巻上人が湖中に石壇を築いて祈祷したことで、龍神に化身したものを祀っています。

未確認ですが、この鳥居の場所が石壇だったのかもしれません。
本宮は、湖畔の森の中にあるためか、素敵な“氣”に満ちています。
祀られている九頭龍大神は、
・開運隆盛
・金運守護
・商売繁盛
そして、縁結びのご利益があると言われています。
閑話休題―〈縁結び〉と〈縁づくり〉の違い
一般的に、「縁」に関係するご利益のある神社の場合、すべてを〈縁結び〉と称していますが 九頭龍と名のつく神社の場合は、〈縁づくり〉のパワーがあって、〈縁結び〉ではないのです。なぜなら、無い縁は結べないからだです。すでにある縁を強く結びつけるチカラがあるのが〈縁結び〉神社で、代表的なのが出雲大社ですね。ですので、九頭龍神社・本宮のご利益は、〈縁づくり〉なのです。
こうした、ご利益を求めなくても、行くだけで心身ともに浄化されるところです。
九頭龍神社・本宮への生き方ですが、
まずは、「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」に行きます。
有料駐車場横の、小道を入っていくと、

画像の看板があり、その先に続く参道があります。
この道自体が芦ノ湖に沿っているのですが、途中からもっと湖ぎわを歩ける道も備えられていて、気持ちがいいです。
10分から15分ほどで、本宮到着です。

本宮から、湖方向を見ると、弁財天、そして湖中の鳥居が見えます。
弁財天の扉の取っ手が、龍の形になっていて珍しいので、必見です。
また、弁財天の鳥居は白く、赤い弁財天と本宮と対比させると、とてもバえますね。

最後に…??と思ったこと
本宮、本当に素敵なところでした。
森の鳥の鳴き声、セミの声、湖から吹く風の優しさ、湖畔の水音・・・
本宮を取り巻くすべてが、あの “氣”を醸し出しているのだと感じます。
前回来た時は、「月次祭」という毎月13日に行われる神事の時で、湖から参拝船に乗って行きました。
それはとても素敵な風情だったのですが、現在は休止中とのことです。
そして、わたしの記憶にはなかったのですが、ここ、入場料が600円なのです。

何だか、プリンス(西武)が経営してるのかしら?と疑ってしまいました。
でも、
浄めのお塩 (神社仏閣で見つけると買わずにはいられない・・・)を手に入れて、帰りは、湖畔にあった流木の木陰で涼み、嬉しく帰ることができたし、やっぱり久しぶりに訪れて正解でした!感謝!★★★★★